ROCK好きにおすすめの、ヘアスタイリスト’畠山 遥’

ENGLISH VERSION IS HERE.

♪NEW ROCK HAIRSTYLES PRESENTED BY HARUKA HATAKEYAMA♪

今回は原宿のヘアサロン、’ワルシャワ’の大人気スタイリスト畠山 遥さんに、最旬のヘアスタイルを教えていただきました。モデル写真の下にあるテキストは畠山さんからのヘアの説明です。ぜひそちらもご参考ください!

60’sマッシュボブ

今、畠山さんのイチオシが、初期のThe Beatlesらを連想させる重めのバングのヘアスタイル。また、それよりも前髪が短めの、The Jam時代のPaul Wellerを彷彿とさせるヘアも素敵です。

’60’sの雰囲気を残したマッシュ’
’60’sな前上りのレイヤーボブ’
‘モードなマッシュウルフ’
‘グラム感のあるマッシュウルフ’
’60’sのモッズ風ショート’

70’sフレンチロング

1970年代のJane BirkinやMick Jagger(The Rolling Stones)、フランスの女優らを想起させる、前髪のあるロングは、2020年春夏シーズンの最注目ヘアスタイル。畠山さんの提案は、ゆるめのパーマとさりげないカラーリングにセンスを感じます。

‘アンニュイなフレンチロックスタイル’

60’sスキンズ MEETS 70’sグラムロック

ともにUKのロックムーブメント、60年代後半のスキンズ(スキンヘッズの略)と70年代前半のグラムロックを掛け合わせたような斬新なヘアスタイル。スキンズのようにトップは短くしつつも、David Bowieのようにサイドや襟足のレングスが長めです。

スキンズインスパイアのチェルシーカット。

90’sグランジショート

畠山さんのルーツの一つでもある、グランジロックをモダナイズドしたヘアスタイル。長めのバングのセンター分けやカラーリングが90’sムード全開。カラーリングは、ブリーチ後に入れたオレンジとブラックのコントラストが秀逸です。

逆グラデでつくったネオグランジショート。

♪PROFILE♪

畠山 遥(はたけやま はるか)
東京都出身。高校生までは野球に取り組み、その後カルチャーの探求に目覚め、美容の専門学校に進学。現在は、原宿のヘアサロン、ヘアスタイリストとして活躍中。ヘアスタイルを通してカルチャーを発信することで、日本のみならず、海外からも高い評価を得ている。
彼のInstagramで共有される、ヘアスタイルの提案や彼自身のファッション、DJとしての活動、ライフスタイルにも多くの注目が集まっている。

Haruka wears Sei Library Tee.
商品の詳細はこちらをご覧ください。
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♪INTERVIEW WITH HARUKA HATAKEYAMA♪

About Hair Style
Q
直近でご提案されているヘアスタイルのテーマを教えてください。
A
60年代がベースにあるマッシュヘアやボブを現代的に取り入れたスタイル。今流行しているマレットヘアやウルフヘアから少しずつ平行なバランスに近づいている感じがしました。

About Haruka
Q
ヘアスタイルを通してお客様に伝えたいものはどんなことですか?
A
お客様自身が良いな、カッコいいなと思ったことに対して自信を持って挑戦してもらいたいです。
Q
上記を実現するためにこだわっていることはなんですか?
A
技術は大前提だとは思うのですが、それ以外にその人に対してどこにポイントをつくったら魅力を引き出せるか考えることです。
Q
ご自身に影響を受けた人やアーティストとその理由を教えてください。
A
人というよりもジャンルになってしまうのですが、ニューウェーブやポストパンク全般に影響を受けました。他にもガレージロック、サイケ、インダストリアルやネオロカも通ってきました。音楽の入り口は90’sのオルタナ(グランジと括られるようなアーティストなど)です。最近のクラブミュージックでは、インダストリアルテクノが好きです。
Q
今、ハマっているアーティストとその理由を教えてください。
A
Crack Cloud、Operator Music Band、Automatic、La Femme、Giant Swan、Luby Sparks。
もともとポストパンクが好きというのもあって、最初の3つは単純にテンションが好みです。
La Femmeはサイケでエレクトロでサーフっぽくて、良い意味でよくわからないくらいいろんな音楽が混ざってるのに一瞬でそれとわかる曲調にアーティストとしての才能を感じました。
Giant Swanはテクノのアーティストでインダストリアルな曲調で、背景にあるポストパンク感がガンガン伝わってきて好きです。
Luby Sparksは日本のドリームポップのバンドなんですが、曲によってシューゲイザーやニューウェーブの要素を上手く取り入れながら独自の立ち位置を確立している気がします。

♪ARTICLE♪

‘新しい服を買っても、なんだかきまらない’という方へ。

トレンドの服はファストブランドで手頃な価格で取り入れられるし、ハイセンスな古着屋も増えています。そしてフリマアプリもまた、日々のファッションをサポートしてくれます。だから、コーディネート自体は、少ない予算でも十分にできると思います。そんな環境でも、’おしゃれがきまらない’とあなたが感じるのなら、ヘアスタイルが原因かもしれません。

ファッションの方向性を象徴するのが’ヘアスタイル’。

というのは、服だけでは、あなたのスタイルが周りに伝わりにくいからです。自分がどんな人物なのか、今、何に関心があるのか。それらを端的に表現するのがヘアスタイルなのです。髪型を意識をしていないことさえ、自然とそれが相手に伝わります。しかも、髪型は流行の移り変わりが早いので、全く同じ髪型でも、一年前と今年とでは周囲に与える印象が全く違うということもあります。

CELINEのデザイナー、Hedi Slimaneのショーを思い返してみましょう。彼のコレクションは基本的に、ボックスシルエットを多用した、スキニーな服を、若いモデルに着せることで成立しています。その手法が、ここまで毎回違って見えるのは、参照とするユースカルチャーをショーごとに変えているからであり、それを象徴するのが、’売り物ではない!’、モデルのヘアスタイルなのです。彼はヘアスタイルを非常に大事に捉えています。DIOR HOMME時代には、街でハントした若いモデルの子は、自分のショーに合わせて、髪を切るとった旨のことを語っていたこともあります。

音楽とリンクするヘアを叶えるのが畠山遥さん。

しかしながら、当ブログで紹介してきたようなバンドのスタイルとリンクするヘアを実現できるサロンが少ないのが実情です。そこでおすすめしたいのが、人気ヘアスタイリスト、畠山遥さん。彼は、このブログで紹介したこともある、La FemmeやCrack Cloudなどのバンドを愛し、自らDJとしても活躍している方でもあります。

‘すごいけど自分にはちょっとハードル高いかも’という方でもご安心を。畠山さんはまず、あなたの話をしっかり聞いてくれます。あなたは自分の好きなバンドや、好きなファッションのこと、したいヘアスタイルのイメージを彼に伝えればいいだけです。

そうすると、畠山さんはその深い知識と卓越した技術を活用し、あなたの趣味や嗜好、そこから派生する(あなたがまだ知らないかもしれないが好きそうなものも含む)カルチャー、最新のトレンド、そしてあなたの頭の形や髪質を考慮したうえで、カットやカラーを手がけてくれます。もちろん、カットの合間におすすめのバンドや洋服屋さんを教えてもらうのもいいかもしれません。

そうして仕上がったヘアは、あなた自身の個性をこれまで以上に表現するだけでなく、あなたの好きなカルチャーとのつながりを感じさせます。そして、あなたの着ている服も、ヘアというベクトル(方向性)が定まることで、より一層かっこよく見えるはずです!

♪INFORMATION♪

SEI LIBRARY PRODUCTS

畠山遥さんも着用!
音楽ブログ、SEI LIBRARYを象徴する、夜の写真をプリントしたTシャツです。

商品はこちらで購入いただけます。
商品の詳細はこちらをご覧ください。

SEI LIBRARY INSTAGRAM

SEI LIBRARY は音楽ブログです。Hedi Slimaneに楽曲を提供したSWMRSやLa Femme、Crack Cloudらを紹介したこともあります。投稿の最新情報は、Instagramで告知しています。ぜひご覧ください。

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